ワインディングライダーの１日の食事

朝食は、必ず食べましょう。アスリートにとって１食抜いたツケは大きなものとなるでしょう。しかし、ワインディングが、近場の人は注意が必要。

炭水化物などバランスよく

エネルギー源となる炭水化物（パン、ご飯）を中心に、たんぱく質（卵、ハム、牛乳など）や野菜などバランスよく食べましょう。ただ、たんぱく質や野菜は消化に時間がかかるので、控えめにしておきましょう。消化に時間がかかると、血液が胃に集中して、筋肉や脳を活発に動かせません。全体的な食事の量も、腹八分目で控えめにしておきましょう。
朝食を食べる時間がない場合でも、バナナやエネルギー系ゼリーなど簡単にでも良いから、何かは食べましょう。その場合、エネルギーが足りなくなりますから、ワインディングに行く途中や到着してすぐにエネルギーを補給しておくと良いでしょう。携帯に便利なエネルギー系ゼリーがおすすめです。

スムーズな動きの為にカルシウムも

できれば、牛乳やヨーグルトなどの乳製品もメニューに加えたいです。乳製品には、たんぱく質やカルシウムが豊富です。乳製品は、カルシウムの吸収が、他の食品に比べとても良いのです。カルシウムは、スムーズな筋肉の動きには欠かせない栄養素です。また、神経の伝達に必要だったり過度の興奮を抑える働きもあります。ただ、牛乳は同時に脂肪もたくさん含んでいます。体重が気になる人は、低脂肪乳やサプリメントでカルシウムを補給すると良いでしょう。

参考文献

スポーツ栄養バイブル 著者：平石貴久　　出版社：池田書店（新宿区） 本体価格：1,300円

トップアスリートになるための食事と栄養学ベストな身体を作り勝利を目指す実践スポーツ栄養学！ 著者：石川三知　　出版社：日本文芸社 本体価格：1,300円